東北の議席必ず

党演説会 なの花ホールいっぱいの聴衆

小池晃・党政策委員長迎え
民報藤島2012年11月25日第872号
新つるおか2012年11月25日No.1818

高橋ちづ子・比例候補

長谷川つよし・3区候補

三川町なの花ホールに430人



 総選挙で東北の1議席を絶対に守ろうと、日本共産党の小池晃政策委員長を弁士に迎え、三川町なの花ホールで演説会が18日行われ、
430人の聴衆が聞き入りました。


 高橋ちづ子前衆院議員・東北比例候補が決意表明。小選挙区の長谷川つよし候補(同3区)が訴えました。

 高橋候補は、原発事故で福島県から一番大勢が避難しているのは山形県だと述べ、子どもを連れて避難している母親の要望を聞き、国会で質問してきたと紹介しました。

 「福島と同じ事故は起きない保証はないからこそ、『即時原発ゼロ』しかない。原発マネーに無縁な唯一の党だからこそ原発のない日本を堂々と描くことができます」と強調。4期目へ向けた決意を語ると会場は拍手に包まれました。

一致点広げ行動

 長谷川つよし3区候補は、「官邸前での脱原発行動、沖縄を始め全国でのオスプレイ配備反対の運動、TPP問題、私たちは一致点で懇談し共同してきました。

 第1極から第3極まであるそうですが、これは「極」ではなく、「悪」だと思います。

 「第1悪」から「第3悪」までが実態ではないでしょうか。

 憲法を変えて戦争ができる国を目指す、こんな政党に政権をまかせるわけにはいきませんーと訴えました。

提案し行動する党

 小池氏は、総選挙の争点についてマスコミも、原発、TPP(環太平洋連携協定)、消費税増税だと指摘し始めたと述べ、「これらの問題こそ、日本共産党の十八番(おはこ)で、答えをすべて持っています」と強調し、「赤旗」11、12月号外を示して「日本改革のビジョン」を語りました。

 政党の離合集散が相次ぎ、政党のあり方が問われていると述べ、「反対だけでなく提案する党、口先だけでなく行動する党が日本共産党です」と訴えました。

 「大震災からの復旧・復興と、原発事故から命と暮らし、営業を守るたたかいで、『東北の命綱』となってきた高橋さんの議席を絶対に失うわけにはいきません」と力を込めました。



阿部誠・三川町長あいさつ

三川町議選予定候補 田中あきら氏 決意語る


 衆議院が解散されて初の日曜日の18日、三川町(なの花ホール)で、小池晃政策委員長、高橋ちづ子衆院東北比例候補・(前衆院議員)を迎えた日本共産党演説会が開かれ、外は冷たい雨と寒風が吹き荒れる中、日本共産党の躍進をかちとる熱気にあふれました。

 演説会では、阿部誠町長が来賓あいさつしました。

 吉村美栄子県知事、市川昭男山形市長、原田眞樹庄内町長、松本政裕生活協同組合共立社理事長、佐藤満雄庄内医療生活協同組合理事長がメッセージを寄せました。

将来を考える選挙
 阿部誠・三川町長あいさつ

 三川町で開いた党演説会での阿部誠(せい)三川町長あいさつ(要旨)は、次の通りです。

 今の国政を見ると内部分裂をしながら、それぞれが一つ、二つの公約で一緒に取り組んでみたり、離れてみたりと繰り返す中、党からの離脱がなかったのは共産党だけと言われています。

 今回の争点である外交・防衛、そして原発、TPP、さらには社会保障など日本の将来を真剣に考えていく選挙だと思います。

 いま、国会の周辺では、脱原発という事で国民の声を共産党のみなさんが代表して活動しておられます。

 今日の演説会で町議会、国政へ尽くされる方々の思いを皆さま方がしっかりと支えて頂きます事を私からもお願いして、私からのあいさつといたします。

町と町民の大きなヘルパー役

 三川町では任期満了による町議選挙が、来年1月27日、県知事選挙と同日におこなわれます。

 党三川町支部では、佐藤政弥町議の後継として田中あきら予定候補必勝でがんばっています。

 演説会では田中あきら氏も力強く決意表明がありました。

 田中氏は「自分は北海道の炭鉱の町出身で、縁あって結婚し、三川町で介護の仕事に従事してきた。

 その中で、いろいろな悩みが要求がたくさんあることがわかった。

 私は、町と町民の大きな〝ヘルパー〟となって弱い立場の人や子育て中の若い人のために役に立ちたい」と抱負を述べ、会場いっぱいの拍手に包まれました。

わかりやすい話

 参加した67歳の女性は次のように感想を延べていました。

 思いを共有することができました、ぜひ伸びてほしい。弁士の皆さんもわかりやすい話で、何度も何度もうなずきながら聞きました。いつも弱い立場に立って、しっかり意見を言ってくれる共産党は頼りになります。大企業からの献金も受けない清潔な党で、誰にでもモノ申すことができ、良いと思います。

寄せられた感想文

 会場に参加した人は430人。また、当日、募金は143人から14万7千円が寄せられました。

 当日の感想をいくつか紹介します。

○長谷川剛さんの演説大変よかった。毎日、有権者、住民に語ってほしいと思った。次世代を担う若い候補者を国政に送り出したい。市町村議も含め、きめ細かく全ての集落で語ってほしい。ぜひがんばって欲しいと思います。悪天候の中あつまったと思います。がんばりましょう。

○一人ずつの弁士の発言は分りやすく小池晃政策委員長さんの話は、とても説得力があり力強くTPP問題、原発問題等の説明がよかったと思います。

○国民のくらしを大事にする共産党に期待します。景気がよくならないにせよ、もっと仕事がふえるようになったらいいなぁと思います。

○常に私が思っている思いを共有することができ、ぜひ伸びてほしい。弁士の皆さんもわかりやすい話で、何度も何度もうなづきながら聞きました。寒くなりインフルエンザも出てきています。候補者の皆さん、身体に気をつけて頑張ってください。

○国政選挙を迎え消費税、TPP反対を明確に打ち出す日本共産党を応援しないわけにはいきません。弁士の方々は分りやすく、また、力強く語られた。すばらしかったです。

○初めて参加しましたが、とても分かりやすい話で大変勉強になりました。特に、小池先生のお話は時間を忘れてしまうくらい引き込まれました。また、機会がありましたらお話を聞かせて頂きたいと思いました。

○胸がすっとした。おもしろく、わかりやすく感動、感動。

○拍手があってやる気のでるすばらしい演説会でした。無理をして参加して良かった。今日の話を、知人にも話したい気持になりました。

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