鶴岡市議会の議会改革等特別委員会は11日、岐阜県高山市（人口９万２７４７人）を視察しました。高山市は２００５年２月に９町村を編入合併し、日本一広大な市（２１７９㎢）となりました。
合併時の議員は定数特例を用いて選挙区選挙で36人。昨年３月議会で一本化し24人に減らしました。
高山市の条例定数24は合併後も改正されなかったことから、期限による特例廃止としたもので、今年４月の選挙では合併した９町村のうち３町村が議員ゼロとなりました。
交付税の合併算定替は50億円と大きく、市職員は１２５０人から９１８人に26％も減らしています。
人口は合併後５年間で３５００人も減り、特に旧高根村は２割も減少し、周辺部の衰退は深刻です。
