 志藤正一夫妻 （８月のアジア学院留学生の有機農業研修で） |
最優秀賞（県知事賞）に鶴岡市藤島千原の志藤正一さん（64）が選ばれました。
受賞理由について次のように紹介されています。
■有機農業を普及し、耕畜複合経営
昭和41年の就農時から循環型農業を志し、化学合成農薬や化学肥料に頼らない有機農業と養豚による、耕畜のバランスのとれた複合経営を確立している。
平成元年の設立当初より理事を務める「農事組合法人 庄内協同ファーム」では、平成13年に県内ではいち早く有機ＪＡＳ認証を取得した。
有機農業の普及のために尽力しており、平成19年設立の「山形県有機農業者協議会」では副会長、平成20年設立の「鶴岡市有機農業推進協議会」では会長を務めるとともに、海外を含む多くの研修生の受け入れなど、精力的に活動している。
なお、志藤氏が蓄積してきた技術を基に「水稲有機栽培技術導入のための資料」が鶴岡市有機農業推進協議会等によりまとめられ、有機農業を志す者の指針となっている。
併せて、小学生を対象とした「田んぼの生き物調査」を長年続けるとともに、会長を務める鶴岡市有機農業推進協議会において、市内全小中学校の給食に内全小中学校の給食に有機米を提供するなど、食農教育にも力を注いでいる。
他の受賞者は、優秀賞（県農協中央会長賞）が金山町の農事組合法人いずえむ、同（エコエリアやまがた推進協議会長賞）が天童市の森谷茂泰氏と白鷹町の農事組合法人サンファームしらたか。
志藤さんの受賞は、有機農業の先進地として藤島地域に大きな意義を持ちます。
