窓口負担２・３割は痛い！

―「しんぶん赤旗」を読んで　青山　崇

しんぶん赤旗2012年9月7日

　私たちは受診すると、医療費の１～３割を自己負担します。これを窓口負担といいます。新しい受診をした時などはいくらになるかハラハラドキドキです。

　９月７日付しんぶん赤旗一面トップの報道です。日本医師会が初めて実施した「患者窓口負担についてのアンケート調査」の記事です。

　負担感は負担割合が高くなるほど増えています。１割負担の人は38％、２割負担は58％、３割負担は67％です。負担が増えた場合、受診回数を減らすという人は、１割負担の人は33％、２割負担は52％、３割負担は51％です。今後の負担割合の引き上げについては、反対が81％です。

　この結果から、１割負担と２～３割負担では、負担感や受診に明らかな違いがあるとし、負担割合の引き上げは慎重にといい、「机上の計算のみならず、患者の声に耳を傾ける必要」を強調しています。

　たしかに、１割と２割では負担感が大きく変ります。私ら夫婦の窓口負担は月１万円ほどですが、２割負担となれば２万円となり激痛です。
窓口負担割合高いほど受診控え悪化/負担引き上げ「反対」８割/日医が初の調査