庄内たがわ農協（黒井德夫組合長）の第17回通常総代会が６月20日、新余目支所２階ホール（旧梵天）で開かれます。
３年間続いた出資配当（０・５％）は昨年度からゼロに、特別配当は４年目で米１俵（60㎏）50円が提案されます。
２０１１年度の事業実績では、米穀販売が１１０億円、園芸特産と畜産を含めた販売総額は１４９億円で、合併基準年（平５）の３０２億円と比べ47・７％に落ち込みました。
事業総利益は前年度より３２２０万円減の45億８６７５万円。
事業管理費は前年度並みの43億３７６０万円で、経常利益は３億７２８２万円（前年度３億７２１４万円）です。
当期剰余金は１億２４１３万円（前年度２億１６７１万円）となります。
事業総利益が下がるなかで、人件費削減で収支を確保してきたのが、これ以上事業管理費を削減できない限界に近づいたといえます。
事業の落ち込みと管理費削減、それによる組合員との希薄化という負のスパイラルから、地域と組合員に向き合い、魅力ある事業の再建に知恵を出す時です。
総代会では、第６次中期経営計画と第５次地域営農振興計画が提案されます。
関西アーバン銀行との係争は控訴審中です。
各農協の出資金等の比較
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