議会に提案される補正予算の主な事業は表のとおりです。
■基本２分の１
学童保育利用料の減免の拡大について、党市議団が議会で取り上げ、関係者も県知事に強く要望してきましたが、ようやく今回実現しました。
民営の放課後児童クラブは市内に20カ所ありますが、通常保育利用料は各クラブで異なりますが単純平均で１万１５００円。利用料減免について市は、「鶴岡市留守家庭児童保育事業補助金」の中で住民税非課税世帯に対し１人月額２０００円の減免補助をおこなっています（22年度実績で85人、１６５万２千円）。
これが通常利用料の２分の１を基本に、上限が１人月額５０００円となります。
財源は県と市町村が２分の１づつ負担となりますが、制度の導入が見送られた自治体もあるとのことです。
羽黒（泉・広瀬）、櫛引（東・西）、朝日小の公営放課後児童クラブは、通常保育料が６０００円で減免は３０００円と半額になっているので現行のままとなります。
■復旧に３３３４万円
農林水産業の豪雪・暴風被害対策では、４月25日の臨時会で８４５１万９千円の補正予算を可決しましたが、６月補正では果樹棚復旧と果樹補植、廃プラ処理に２９８万円、畜産施設の復旧に２７５０万円が追加されます。
また同被害対策の融資制度に係る年１・75％の利子補給補助金が２７５万円、同水産業に10万円です。
他に、電気自動車用の急速充電設備の整備１８０万円、国の交付金内示に伴う除雪用機械の購入に２３３７万円、小真木原陸上競技場のトラック改修分４６７２万円を含むスポーツ施設改修事業５７５０万円があります。
■朝日保育園に統合
議案では、朝日地域の本郷・大泉・大網の３保育園を朝日保育園に統合する条例改正や、契約では由良コミセンの建設工事（２億４１５０万円、(株)佐藤工務）と、ちわら住宅バリアフリー改修工事（３億４３９８万円、山口工務店・マルゴ特定建設工事共同企業体）が提案されます。
