 若者就職支援員の齋藤正幸さん（嘱託職員） |
就職に困難を抱えた若年求職者を支援するため、ハローワークと提携しながら、市独自に市内の事業所等に対する求人開拓をおこないます。
35歳以下で市内に就職希望の人は「求職者登録」をおこなってもらい、若者就職支援員が相談に応じ、求人事業所へ紹介します。
就職支援員は市内の事業所を訪問して積極的に若者の求人開拓をおこないます。
鶴岡市経済動向（12年４月）によると、市内の有効求人倍率(パートを含む全数)は、１月は０・74倍、２月は０・76倍で、低水準で推移しています。
特に若者の完全失業率は、全世代平均を大きく上回る実態にあり（統計局「就業構造基本調査」等）、経済的に自立できず、結婚や子育てなど将来の見通しをもてない状況は放置できません。
就職難は若者の責任ではなく、政府が大企業の海外進出と国内経済の空洞化、「労働法制の規制緩和」をすすめてきた結果です。
市政も、行革によるリストラから社会保障の拡充へ転換し、福祉や環境重視の政治の転換で新規雇用を創出することが大切です。
 東庁舎２階「鶴岡ワークサポートルーム」 |
自治体と地元経済界が連携して産業振興に取り組む体制を充実させなければなりません。
職業紹介所は、市役所本所敷地内の東庁舎２階「鶴岡ワークサポートルーム」に開設しています。
荘内日報５月６日付で報道され、翌日から相談者の来訪や電話等があるとのことです。
相談日時は、月曜〜金曜日の午前９時〜午後４時。
電話 (25)２２１５、
FAX (25)２４４４。
