藤島・ワッパ騒動義民顕彰板建立一周年の集いが28日、藤島ふれあいセンターで開かれ30人が集りました。まず顕彰板前で顕彰祭がおこなわれ、藤島・ワッパ騒動義民顕彰会代表の太田榮市氏が、「明治初期に群制が敷かれ、庄内は東・西田川郡、飽海郡の３郡となった。東・西田川に顕彰碑・板が建ち、酒田でも建立が具体化している。いわば明治の３郡都に建立されることになり深い感慨を覚える」と挨拶しました。
続いてワッパ騒動義民顕彰会の星野正紘氏が顕彰会の１年を語り、郷土研究サークルの早坂清輔氏が藤島でのワッパ義民調査について報告しました。
続いて「明治の藤島」と題する阿部博行鶴岡市史編纂委員の記念講演、祝賀会が行なわれました。
守谷吉男氏が酒田の顕彰碑石の検分が行なわれたと挨拶、顕彰継続の担いの意思も込め、鶴南高教諭の万年利浩氏の音頭で乾杯、盛大に交流・懇親が行なわれました。
（写真）藤島八幡神社正門右手に昨年８月28日設置・序幕された「藤島・ワッパ騒動義民顕彰板」の前で顕彰祭がおこなわれた（8/28）
