義捐金
民報藤島2011年7月17日第803号

　３月11日に起きた大震災。現地に行って何かできないか、でもこの年齢だから。また現地は落ちつかないだろうし、などで「お金を」という事に。こうして集まった義捐金は２５１４億円だとか。しかし被災者にわたったのは15％程度の３７０億円だそうです。

　１日でも早くとの思いで贈ったお金。１日でも早くと思っているだろう被災者。これがなぜこうなるのだろう。

　一方、鶴岡地区党に寄せられたものが86万２千円、これを含めて日本共産党に集まったのが６億７千万円になるそうですが、すでに全額が各県委員会を通じて自治体にわたっているとの事。

　米20㌧を贈ることにしたので１回のカンパではダメだぞと言われている団体や、町内会で集めたものを入れると、私の場合は６つの所に出している。町内会のものもすでに被災者に届いているだろうから、どの口も現地にわたっていることになる。個人の額は少ないが思いは届いたことになる。

　郵便局などを窓口にしていないので、確定申告で寄附金控除は受けられないが、早く役立っているという事でヨシとしなければ…

　それにしてもテレビでは受付は９月一杯と言っているぞ。いつになったら被災者に思いが届くのやら。（石川）