「原発ゼロ」へ署名にご協力を
日本共産党は「原発ゼロ」に向けて国民的討論を呼びかけ、署名運動に取り組んでいます。
「民報藤島」読者のみなさんのご協力を心からお願いいたします。
署名用紙にご記入いただき、後ほど回収にお伺い致します。
請願署名では、「日本政府が原発からの撤退を決断し、原発をゼロにする期限を決めたプログラムをつくること」を求めています
■日本は４つのプレートがぶつかる
日本は４つのプレートがぶつかる境界線上に乗っています。
そのため地震多発地帯になっています。
日本列島はこの10数年間、地震激動期に入ったと言われ、
１９９５年 阪神淡路大震災 （Ｍ７・３）
１９９７年 鹿児島河内地震 （Ｍ６・８）
２００４年 中越地震 （Ｍ６・８）
２００７年 中越沖地震 （Ｍ６・８）
２００８年 岩手・宮城内陸地震 （Ｍ７・２）
２００９年 駿河湾地震 (Ｍ６・５)
２０１１年 東日本大震災 (Mw９・０)
と続き、次に恐れられているのが東海地震・南海地震です。
浜岡原発が危険視されているのは、３つのプレートがぶつかる東海地震の震源地の真上に原子炉が乗っているからです。
（Mw＝モーメントマグニチュード：M８を超える巨大地震では、地震の大きさの割りにマグニチュードが大きくならない。断層の動きそのものの規模を物理的に評価する指標）
■日本国民１人80億ベクレルの放射線量を背負う
福島原発から環境へ漏れた放射性チリは、福島第１原発全体の０・15％とされてています。
武田邦彦氏（中部大学）によると、放出された量はおおよそ１００京ベクレルで、これを日本国民１人当たりにしてみると、約80億ベクレルというとてつもない量です。
水道水の汚染の基準はＷＨＯ（世界保健機構）が、１㍑１ベクレルと決めているので、これを１日分としてみると80億日分になる計算です。
人生80年とすると、人の一生は約３万日ですから、その30万倍というとてつもない放射線量を日本国民は背負ったことになります。
次に来る巨大地震の前に原発を一刻も早く止めるべきです。
原発事故中間まとめ（５） 国民が背負ったベクレル
