平成23年産米の配分

特栽カウント7.5％から５％へ

　鶴岡市農業振興協議会（会長・榎本政規市長）が２日開かれ、平成23年産米に係わる地域別生産数量目標の配分を決めました。

　国から配分された山形県の生産数量目標はマイナス３・２％で、県は鶴岡市にマイナス３・95％の５万９８１４㌧を配分しました。

　鶴岡市では平成19年度に策定した算定手法で、平成22年度まで段階的に統一に向けた調整を進めてきました。

　しかし、その結果は中山間地の転作率が高くなり作付率の差異が拡大したことから、これ以上の差異を広げられないとしています。

　23年度は、マイナス３・95％を基に地域毎の目標を算定し、慣行ベースの配分基準反収で割り返した作付率で各地域の農家に配分されます。

　減収カウントは特別栽培５％、直播栽培15％、有機栽培等（藤島型含む）20％です。

　ＪＡ庄内たがわ管内の特別栽培に２・５％上乗せし、７・５％の減収カウントととしてていた措置は無くなります。

　藤島地域の作付率は22年度71・６％から68・７％に△２・９ポイントとなり、減反率でいえば31・３％と３割を超えることになります。