学校適正配置の検討

中間報告案が了承

長沼小が統廃合の対象か

　鶴岡市学校適正配置検討委員会の第４回会合が19日開かれ、中間報告案が了承されました。

　中間報告案では、目指す学校規模の基準として、

◎複式学級の解消、

◎小学校は６～24学級、中学校は３～18学級、１学級15～20人を基準として統合の目安とする、としています。

　学校統廃合は旧市町村区域でおこなうことと、計画は２０１６年度までおこなうことも確認されています。

　16年度に複式学級が見込まれるのは次の14の小学校です。

　鶴岡地域＝栄、小堅、田川、湯田川、加茂、由良。

　藤島地域＝長沼。

　羽黒地域＝羽黒一、羽黒四。

　朝日地域＝大網、朝日大泉。

　温海地域＝福栄、五十川、山戸。

　中学校はありません。

■地域との関わりを

　長沼小学校の統廃合となれば、地域の衰退は避けられません。

　12月の教育委員会で決定の後、市民から意見を募るパブリックコメントを実施します。

　藤島全域で学区を見直すことも含め、地域と学校の関わりなど、住民の意見を十分交換し合うことが必要です。