（写真:飯鉢博さん、野口寛さん、渡部波さん、代々木公園陸上競技場前の飯鉢博さん）第31回全日本マスターズ陸上競技選手権大会が９月17～19日、国立競技場・代々木公園陸上競技場で開かれ、県代表では最高齢の飯鉢博さん（80歳・八色木）が参加し、60㍍走で11位（12秒23）、１００㍍走で12 位（20秒50）の好成績をおさめました。
■渡部波さん銅メダル
渡部波さん（75歳・野田目）も参加し、60㍍走（12秒36）で３位の銅メダルを獲得。野口寛さん（75歳・羽黒金森目）は１００㍍走15位、８００㍍走７位でした。
飯鉢博さんは、３年前に練習でアキレス腱を切断。昨年は前立腺がんの宣告を受け、放射線治療などを受けてきました。
闘病しながらも、走ることをあきらめきれず、八栄島グラウンドで練習を重ね、小・中学校のグラウンドでは生徒が帰った夕方に走り続けて大会に参加しました。
10月３日おこなわれた第18回山形県マスターズ陸上競技大会（県総合運動公園陸上競技場）では、60㍍走で２位（12秒63）、１００㍍走でも２位（21秒87）となりました。
全国大会では世界現役最高齢者の下川原孝さん（１０４歳・岩手）が、砲丸投、円盤投、やり投の３種目に出場しており、両者の年齢を超越した頑張りに頭が下がります。
