慶應先端生命科学研究所に対する投資

10年間で総額１５８億円

　東北公益文科大（2001年４月開学）と大学院（05年４月開学）、慶應先端生命科学研究所（01年４月）を設置するために投入した資金は、県160億円、鶴岡市と酒田市120億円、町村20億円の合計300億円です。

　鶴岡市の60億円には無償で貸与した土地評価分20億円が含まれています。

■最初の５年間は84億円

　300億円のうち、研究所予算は84億円で、内訳は

　①施設建設費34億円、

　②用地５億円（無償譲渡３億円、実験棟用地全額補助２億円）、

　③ＴＴＣＫ（＝慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス）研究基金（県と市で７億円×５年）35億円、

　④基金が積み立てるまで、研究所補助金として県と市で10億３千万円が人件費に充当されてきました。

■研究所補助金５年間継続

　県と鶴岡市の研究所補助金は05年度で終了したものを、富塚市長の強い働きかけで、06年度からさらに５年間、県と市で毎年７億円（市は３億１５００万円）、合計35億円を投入し、研究所の人件費に使われてきました。

■産業支援センター

　慶應大バイオ関連で鶴岡市は06年６月、先端研究産業支援センター（賃貸施設）を建設（総額16億円）。

　さらに2010年度に総額16億円で新規に拡張事業に着手しました。

■10年間の投資額151億円

　慶應先端生命科学研究所に対する県と市の投資総額は、
　　2001年～05年　　 84億円
　　06年～2010年　　 35億円
　　06年支援センター 16億円
　　10年　拡張事業　 16億円
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　　　　　　　合　計 　151億円

■ＴＴＣＫ研究基金の運用益　５年間で７億円

他にＴＴＣＫ研究基金の運用益（年４％で算出）１億４千万円×５年間（06～10年）で７億円が加わります。