藤島老人クラブ連合会が総会

会員減少に歯止めを

　藤島老人クラブ連合会（佐藤尚己会長・28クラブ１５０４人）の総会が４月27日、藤島ふれあいセンターで開かれ、議長に太田榮市氏が選出され、新年度の事業計画や予算案、新役員体制などを決めました。

　平成20年度に渡前地区が、22年度から長沼地区が連合会から抜け、藤島・東栄・八栄島の３地区になります。

　佐藤会長は、「老人クラブの解散や連合会からの脱会が増えている。忙しい中で会長を引き受ける人がいないことや、市独自の上乗せ補助金がないことなどが要因と考える。しかし高齢社会が進み、老人クラブの役割は大きくなっている。行政からも育成を考えていただきたい」などとあいさつしました。

　参加者からは、「各地区連合会に入っていない単位老人クラブの活動はある。町内会の単位クラブが直接藤島連合会に加入できる道をつくってはどうか」などの発言が出されました。

　鶴岡市は合併後、単位老人クラブ活動補助金を平成20年度で調整し、旧５町村には申請により年間２万１千円（１７５０円×12ヶ月）を交付しています（鶴岡地域は別算定）。

　酒田市では年額３万６千円に会員１人当たり２５０円、三川町は年額３万円に会員１人当たり３２０円交付しています。

　連合会に対しては、鶴岡市の補助金は基本額15万円に会員１人当たり40円の交付、社会福祉協議会はこれまで12万円でしたが、22年度から会員１人当たり80円になっています。

　新役員は、会長に高橋徳雄氏（平足・上川尻）、副会長に長南忠氏（駅前）、鈴木勝男氏（八色木）などが選出されました。

単位老人クラブ活動事業補助金

	合併前	平成20年度以降
鶴岡	39,300円＋（85円×会員数）	18,000円＋（70円×会員数）
藤島	４３，３２０円	２１，０００円
羽黒	４６，６００円	２１，０００円
櫛引	24,000円＋（400円×会員数）	２１，０００円
朝日	４３，３２０円	２１，０００円
温海	４３，３２０円	２１，０００円

　　　　　　　　　　　　☆酒田市は現行36,000円＋（250円×会員数）
　　　　　　　　　　　　　三川町は現行30,000円＋（320円×会員数）