地域審議会の委員を公募

5月10日(月)まで
民報藤島2010年5月2日第742号

 鶴岡市では、市町村合併に伴う「地域審議会」の委員の公募を開始しました。

 4月30日で締め切られた「行財政改革推進委員会」の公募委員募集に続き、広く市民の意見を反映させるとしています。

建設計画変更など

 地域審議会は旧市町村ごとに設置され、その区域に住所を有する20人以内の委員で組織されます。

 合併に伴う新市建設計画について、その変更や執行状況など、市長の諮問に応じて審議・答申されます。

 これまで委員は、公共的団体等の代表者と学識経験者から市が選び、公募はおこなわれてきませんでした。

 そのため、合併が住民の暮らしに与えたマイナスの影響などは、議論に十分反映されなかった面があります。

 新市建設計画主要事業の執行状況は平成21年度当初で表の通り地域ごとに大きく違い、未実施も残されています。

 住民の暮らしの目線で建設計画の再検討が必要で、広く市民の意見が求められます。
 
主要施策への意見や地域課題の解決
 
 市の公募の内容は、「鶴岡市主要施策への意見や地域課題解決のための方策についての提言をいただきます。」として、募集人員は、6つの各地域審議会それぞれ5人以内で、所定の申込書に必要事項を記入して、市役所本所地域活性化推進室もしくは各地域庁舎総務課に提出します。

 申込書には、今回応募された動機と、これまでの経歴(職歴、市民活動ボランティア等の経験や、現在実践されている活動など)を記入する欄もあります。

 募集期間は5月10日(月)までです。

 選考は、書類審査でおこなわれ、任期は2年間、報酬は日額5300円で、別途、市条例の規定による旅費が支給されます。

新市建設計画主要事業の地域ごとの実施数(H21)
完了 実施中 予定 未実施 実施率
鶴岡 19 31 77%
藤島 15 40%
羽黒 19 53%
櫛引 31 43 28%
朝日 12 21 86%
温海 23 78%
☆実施率は実施予定まで含む(平成21年度当初)