給食委託問題で市長に申し入れ
署名2230人分添えて 市民の会
民報藤島2010年3月7日第734号
市立荘内病院の給食が民間委託される問題に対して、市民団体「市立病院の充実を目指す市民の会」(代表・大高全洋元山形大教授)は1日、榎本政規市長に再考を求める要請書を2230人分の署名を添えて手渡しました。
市民の会は、民間委託するのは「給食の質が低下しかねない。低賃金で働く調理員が生まれ、地域経済の地盤が沈下する」などとして、業務委託計画の中断と住民の声を聞く取り組みを求めました。
これに対し、榎本市長は「荘内病院の管理栄養士が献立を作成し、低価格の食材に変更することはできない。地産地消は業者にお願いしていく」と語りましたが、市民の不安は消えません。