藤島にある県水田農業試験場から生まれた新品種「つや姫」の大きな飛躍と、それをまちの活性化に結びつけようという住民の会が生まれました。藤岡の太田榮市さんらが、「庄内農業の中心地である藤島を元気にしたい」とよびかけ人になり、「つや姫誕生のまち活性化の会」(通称つや姫会）の設立総会を３月３日、おひな様の日にちなんで、四季の里楽々大会議室で開きました。
■国道の愛称に「つや姫ロード」を
平成22年度の事業計画では、①「つや姫誕生のまち」広告塔設置。
②藤島地域の食事処では「つや姫」メニューの食事が楽しめる、藤島まるごと「つや姫」ＰＲ。
③国道３４５号線の藤島地域管内区間（三和～渡前）を、愛称「つや姫ロード」と命名し国道沿いに表示したい。
ーなどです。
■設置場所に３案
広告塔設置の基本的な考え方について事務局から説明されました。
１、大きさと形状
①既存の「はえぬき県産米誕生の町」の広告塔と同一規模にする。
②デザインは、「つや姫」ブランド化戦略実施本部（本部長 県知事吉村美栄子）のデザイン使用管理要項の規定に合致したもの。
２、設置場所は３案
①「つや姫」生誕の県水田農業試験所に最も近い場所。
②国道３４５号線沿いの最も目立つところ。
③既存の「はえぬき」広告塔と近い場所に、夫婦広告塔とする。
３、設置費用
建設予算を４００万として、１口３０００円の募金活動で１５０万円を募り、県と市、農業団体から助成金を願うーなどが説明されました。
今年の５月までには広告塔設置の検討をまとめ、９月までに竣工序幕することとしました。
役員選出では会長に発起人代表の太田榮市氏、副会長に田中寿一氏が選ばれました。
総会後に、新品種を誕生させた、県水田農業試験所水稲研究科長の結城和博氏が「これがつや姫だ！」と題して講演しました。
