国保税払えない世帯 全国で2割超す

鶴岡市では3059世帯で14・2%
民報藤島2010年2月7日第730号

 厚生労働省が2日発表した国民健康保険の08年度財政状況の速報値では、国保税が払えない滞納世帯が445万4千世帯(09年6月1日現在)で、加入世帯の20・8%と、2年連続で2割を超えたと報道されています。

 鶴岡市では、 1期分でも滞納している世帯は3059世帯(09年6月1日現在)で、加入世帯2万1586世帯中、14・2%になっています。

 保険料を滞納したことにより正規の保険証を取り上げられた世帯は、全国で短期保険証が120万9千世帯、資格証明書にされた世帯が31万1千世帯、合計152万世帯で加入世帯の7・1%に上っています。

 鶴岡市では09年12月末の短期保険証は939世帯、資格証明書は13世帯、合計で952世帯で、加入世帯2万1188世帯中4・5%を占めています。

 保険料の収納率は全国平均で88・4%となり国民皆保険となった1961年以降で最低となりました。

 鶴岡市の国保税収納率は、現年分で91・2%、滞納分で13・0%、合計67・4%(08年度)で過去最低となっています。