国道１１２号から宝町に入る交差点に、某市議の連絡所看板が設置されましたが、近くで営業しているギャラリー珈琲「やまなみ」の店主が「迷惑」だとして訴えており、波紋を広げています。９月15日夕方に設置された看板を見た客から「やまなみはいつ連絡所になったのか」など質問を受け、そのつど「当方とは一切かかわりのない看板だ」と応えなければならず、「町内の皆様へ」という文書をつくって配付しているとのことです。
店主が９月16日に鶴岡市選挙管理委員会へ電話し、困っていることを相談しても、「撤去する強制力は選管にはない」との答えで、設置者本人に電話しても、「２つある看板のうち邪魔と思われる一つは撤去する。土地所有者には許可を得た」とのことです。
残った一つの看板は更地であるにもかかわらず「連絡所」表記があり、見た人は珈琲店を連絡所、支持者と思うのが常識だとして、撤去を求めています。
大宝寺第一町内会としても、会長名で９月18日、鶴岡市選挙管理委員会に文書で申し入れ、「見る人には隣接住人が連絡員であるかのごとく誤解を与え」、「選挙で一票でも多く票を獲得するためには市民を惑わしても良いという自己本位の現れ」として厳しく取り締まりを要望しています。
