国保会計の蓄え５億円も増加

増税で滞納額は２億円増える

　平成20年度国民健康保険特別会計決算では、財源留保額（蓄え）が合併時の約14億５３００万円から、約19億６８００万円に約５億１５００万円も増加しています。

　国保税は18年度、鶴岡・藤島・羽黒・櫛引で大きく値上げされました。

　増税で蓄えが膨らむ一方、高すぎる税負担に耐えられず滞納額は14億円超となり、合併前の平成17年度と比べて約２億１５００万円増加し、収納率は17年度74・86％から67・41％に低下しています。

　短期保険証の交付は８７７件、新たに催告状が４５７件発行され、後期高齢者医療制度では被保険者２万１８９８人のうち保険料滞納者が90人いることが報告されています。