■出征直前に描かれた素敵な絵
無言館収蔵戦没画学生の遺作「祈りの絵」展が鶴岡生協こぴあホールで開かれることになりました。
太平洋戦争にいや応なく駆り出され、必ず生き返って絵を描きたいと叫び、遠い戦地に散った画学生。出征直前に描かれた素敵な絵がそこにありました。
山形九条の会連絡会５周年を記念し、鶴岡・山形で平和の心を込めて開くことになりました。
主催は実行委員会です。
■ネットで動画配信
実行委員の佐藤高雄さんがインターネットに「ＹｏｕＴｕｂｅ 祈り絵庄内」を配信し、ＣＤも普及しています。
ネットで動画を見ると、羽黒町手向出身の芳賀準録さんが恩師星野弘先生に贈った作品（星野正紘氏所蔵）から始まっています。
芳賀準録さんは１９４５年２月、フィリピンのルソン島で23歳で戦死しました。
招集が決まると一晩で自画像を描き上げ、「戦死したら葬儀には写真ではなくこの絵を用いて下さい」と言い残して出征したとのことです。
グーグルの検索などで「祈り絵庄内」と入力すると見つけることができます。
ぜひご覧下さい
●とき７月４日〜11日
●会場鶴岡生協こぴあホール
●入場料一般前売券８００円・当日券１０００円、高校生前売券３００円・当日券５００円、小中学生無料
●記念講演
７月４日13時30分〜
鶴岡中央高校講堂
この展示会を記念し、窪島誠一郎氏（無言館々長）の記念講演会も開かれます。
●問い合わせ先 鶴岡協同の家こぴあ
電（25）３３２２
