庄内医療生協が無料低額診療

いのち守るネットワーク広げ

　庄内医療生協では４月から『無料・低額診療』を開始しました。

　日本の現実は格差と貧困が広がり、生活困窮世帯が急増しています。

　病気にかかっても医療費の一部負担金を払えないために診療を受けることができず、命を落としたり、症状を悪化させたり、治療を中断しなければならない人が増えています。

　このまま放置すれば住民の命と健康はいっそう深刻な事態に追い込まれます。

　そのため、社会福祉事業法で制度化されている「無料・低額診療事業」の認可を受け、生活困難で医療費が払えない人を対象に、医療費を無料、または軽減する事業を始めました。

　実施する医療機関は鶴岡協立病院・附属クリニック・協立リハビリテーション病院の３事業所です。

　国民の生存権と国の社会保障の義務は憲法25条で定められています。

　医療生協ではいのち守るネットワークを地域に広げる積極的な運動を展開し、気軽に相談を呼びかけています。

　相談窓口は
●協立病院相談室
　電話（24）６４８８

無料・低額診療の減免割合