庄内町

子育て応援日本一の町づくり宣言

住宅取得に最大１５０万円の補助

ランドセル贈呈も継続

　庄内町議会は３月定例会で18日、町が提案した「子育て応援日本一の町づくり宣言」を可決し、夫婦とも40歳以下の世帯が町内に住宅を取得する場合、最大１５０万円を補助する「若者定住促進事業」を21年度から実施することを決めました。

　県内では尾花沢市や河北町で１００万円を補助する例がありますが、１５０万円は初めてです。

　�@町外の世帯が、住宅を新築したり購入したりした場合、費用の10％、最大１００万円を助成する。

　町内業者に建築を依頼した場合は上限を１５０万円に引き上げる。

　�A町内の賃貸住宅に住む世帯が、住宅を取得した場合、事前に登録すれば、家賃の２分の１、毎月２万５０００円、40カ月分（最大１００万円）を住宅購入完了後に助成する。

　�B土地や建物の固定資産税相当分を、３年間助成する。
　ーという内容です。

　庄内町では小学校入学児へのランドセル贈呈も継続しています。

　合併鶴岡市はランドセル贈呈を20年度予算で廃止し、21年度から保育料の値上げを実施するなど、ますます子育てに冷たくなり、隣接町との子育て支援格差は拡大する一方です。