小規模修繕の発注を拡大せよ

（加藤太一議員）

　鶴岡市の小規模修理修繕発注事業は、平成20年度上半期で登録者数が49業者、発注件数40件、発注金額約２８０万円となっています。

　日本共産党の加藤太一議員は一般質問で、この制度について、「上限20万円を50万円まで引き上げ、その効果も出てきており、さらに上限額引き上げを検討すべきだ。この制度は修理修繕が前提だが小規模工事等にも該当させられないか。発注状況を見ると各支所、各部署でばらつきがある。発注拡大に向けて周知徹底を図る必要がある。」とただしました。

　建設部長は、「小規模修繕事業は、建設業許可等の資格要件の必要ない修理修繕、軽易な事業を対象としており、小規模工事は競争入札登録者対象で技術者資格が必要であり難しい。各庁舎のばらつきは指摘の通りなので、周知徹底を図り受注拡大をはかりたい。」
と答弁しました。

　小規模工事契約希望者登録制度は、旧藤島町が県内で初めて、平成15年８月に実施したもので、１３０万円以下の事業で、建設業許可の有無は問わない積極的なものでした。

　現在、市の登録業者49業者中、藤島地域は14業者で、藤島庁舎の発注が件数も金額も市内ではトップです。

平成20年度上半期　鶴岡市小規模修理修繕実績