庄内町で肺炎ワクチン接種費を半額助成（県内初）

　庄内町は２月１日から、65歳以上の町民を対象に、肺炎球菌ワクチン接種費の一部助成を始めました。

　８０００円前後の接種費用のうち、町が４０００円を負担するもので、昨年12月議会に補正予算40万円（１００人分）計上しました。

　ワクチンは１回の接種で効果が５年以上持続し、肺炎球菌による感染の約80％を予防できるとのことです。

　インフルエンザワクチンと併用すると肺炎の予防効果はさらに高くなるといいます。

　東北では山形県以外の５県14自治体で導入済みですが、県内では庄内町が初めてです。

　肺炎は日本人の死因の４位で、藤島では癌、心疾患に次いで３位（平成19年１月〜12月に23人死亡）です。

　感染予防で死亡率を抑え、医療費削減にもつながります。

　ぜひ鶴岡市でも実現したいものです。