知事「原油高騰に一時的補助金なじまない」

笹山「福祉灯油助成は誤りか！」

議会最終日に追加補正

　県議会９月定例会の最終日の10日、県は原油・原材料高騰対策等に18億４７００万円を追加補正しました。

　灯油購入費助成や農業の省エネ支援、防災対策などが柱です。

　総合経済対策を含む政府の補正予算案（16日成立見通し）に急きょ対応しました。

　追加されたのは、

　①灯油購入費は市町村が行う生活困窮者に対する支援事業に県単独で助成。予算額３５００万円。

　②農業関連では園芸用ハウスの内張りカーテン導入費の半額を助成。予算額２２００万円などです。

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　日本共産党の笹山一夫県議から県議会報告を寄せていただきました。

■小泉流「改革」を与党が正す？

　10日、県議会が閉会しました。

　小泉流の改革路線で「県民に痛みを強いる」齋藤知事に、与党の自民党県議から「県政の歪み」や「財政の収支均衡堅持方針」を正す質問がだされビックリしました。

■弁解する知事

　私は、１日の一般質問で「知事は記者会見で『原油高騰は投機資金による一時的なものでなく、中国インドなどの新興国の実需と見るのが一般的であり、一時的な補助金はなじまない』と述べた見解に基づけば、生活困窮世帯などに『５千円の福祉灯油券』を配った昨年の施策は誤りとなる。それでいいのか」と質しました。

　知事は弁解しました。

■県民の願い届ける

　県議会最終日の10日、生活困窮世帯などに「５千円の福祉灯油券」を支給するための「補正予算３５００万円」が追加提案されました。

　「県民の願いを届ける」ことの大切さを実感しました。

　高橋ちづ子衆議院議員は「東北の願い」を国政に届けてきました。大切な議席。「比例選挙で日本共産党とお書きください」との声を広げましょう。ご一緒に！（県議　笹山　一夫）