｢ねんきん特別便｣で月１万円増額

過去５年分の約50万円も入る

～ Ｔさんの話 ～

　重い腰をあげて鶴岡社会保険事務所に家内を連れて行った。

　事務所の雰囲気が、冷たさから温かさに少し変わったような気がした。

　10分ほど待って番が来た。

　今までの記録にＢ社の分が載っていないことを指摘すると、コンピューターを叩いて事情が分かった。

　厚生労働省がデータをコンピューター化した時起ったのである。

　家内は自分の名前を「朝子」で通してきた。

　しかしある時必要があって戸籍謄本を見ると「アサ子」だったのである。

　年金受給時の計算は「アサ子」でおこなわれた。

　コンピューターは「朝子」は別人と判断したのである。

　コンピューターの落とし穴である。

　期間はわずか３ケ月だが標記の金額になった次第である。

　しかし本来は10数年なので10年の時効分・１２０万円ほどは損しており腹が立つ。

　同じような方がおられると思うので事務所を訪ねて下さい。（談）