肥料価格の高騰は

農家にトドメさす

　全農は、20肥料年度（20年７月～21年６月）の価格値上げを決定しました。

　低コスト品目として推進してきたアラジンは、りん酸・加里の高騰とともに、主原料である硫酸の高騰・品不足や製造コストの大幅上昇で倍以上の値上げになっています。

　米価低迷で苦境にある農家に、トドメの一撃となる大変な事態です。

　農協では７月に肥料予約注文を受け付けますが、価格対応が決まらず８月にずれ込む見通しです。

農協の肥料価格

肥料名	７月改定当用価格	昨年予約時参考価格	比較
アラジン４８４　20㎏	３，５６０円	１，３８１円	２．６倍
アラジン４４４ 20㎏	３，２１０円	１，２７１円	２．５倍
庄内穂肥専用５４５20㎏	需要期以降改定 ７月当用価格は１，４３０円	１，１５０円