有機農業推進モデルタウン

藤島を中心に技術の実証試験始まる
民報藤島2008年6月8日第648号

 農水省が全国44地域を指定した「有機農業推進モデルタウン」事業に鶴岡市が採択され、藤島地域を中心に有機農業の技術実証試験が始まっています。

 イネミズゾウムシの防除法では、畦畔シートによる進入防止や吸い取りが有効と報告されています。

 これだけ多面的な試験は全国にも例がなく、成果が大きく期待されます。

有機農業技術の実証圃場

対象作物 実証の内容 管理主体 対象農家戸数
水稲 ボカシ堆肥の連年施用 原田藤四郎 1戸
水稲 ボカシ攪拌機の利用技術 志藤正一 外 30戸
水稲 イネミズゾウムシ耕種的防除法
・ニーム処理
・アイガモ捕食
・畦畔シート
・吸い取り すくい取り
・焼土処理
・木酢+タカノツメ
鈴木紀生
加藤源治
菅原賢信
木村 充
ドリームファーム
7戸
水稲 疎植栽培(坪40株・50株) みます元氣村 3戸
水稲 食味成分・機能性分解析 慶應先端生命研 2戸
水稲 有機種子生産に関する試作 志藤正一 1戸
水稲 新品種「山形97号」有機栽培 鈴木紀生 1戸
水稲 除草対
・米ぬか還元除草
・アイガモ除草
・活性炭スリラー除草
・豆腐カラ
・冬期湛水
・紙マルチ
・機械除草 
井上克浩
加藤源治
飯鉢藤夫 
7戸 
枝豆  除草対策
・生分解マルチ
・籾殻燻炭 
月山パイロット  2戸 
  田んぼの生き物調査    10戸
  有機栽培へのステップアップ
(市独自基準特別栽培の実証) 
石川守
井上馨 
2戸