庄内たがわ農協の役員が任期満了（３年間）に伴う改選となり、藤島基幹支所では４月23日、藤島区域の役員候補者の推薦を決めました。立候補受付が４月７日から17日までおこなわれ、藤島地区では理事５人の定数に現職４人、新人２人の計６人が立候補を表明しました。
監事は三川と藤島で一人の調整で、三川で立候補者がいないため坂清一氏が監事候補者になります。
■７人が決意表明
推薦会議では立候補者の決意表明がおこなわれました（文責・編集部・敬称略）。
監事
坂 清一（中組・新）
一生懸命勉強し、組合員の意見を聞いて信頼される農協をつくるために、職務執行者に提言していく。
理事
高橋 聡（藤岡・新）
６年間監事として育てていただいた。平成20年の減反が失敗すれば米価は６〜７千円まで下がるといわれ、強力に取り組む。将来は庄内一農協をめざす。
渡部孝子（野田目・現）
生活を支える女性の立場からＪＡの発展に力を注いできた。売れる農産物づくり、生き生きとした人づくり、活力ある地域づくりへ取り組む。
齋藤泰宏（宝徳・現）
転作田からの収入確保、資材の低価格化、農家の手取り最大化をめざす。古いものを捨て農協も変わらなければならない。農協の原点である農業振興に力を集中していく。
田中壽一（三和・現）
農産物の販売高は平成７年の合併時２２０億円が19年には１２０億円に減少した。営農販売をさらに強化し、きめ細かな販売対応をしていく。
佐藤 正（古郡・新）
農家は米価暴落で四苦八苦しており、私も支えになろうと決意した。このままで農家はやっていけるか。統合した全農山形の５本柱をもとに、力をあわせて頑張っていく。
石川 均（小中島・現）
協同組合の原点である営農と生活を守るために、自問自答しながら組合員の目線で頑張ってきた。売れる米づくりを目指し、集落の農業を語る場を設定する。
■５人連記制で投票
藤島区域推薦会議は組合員の代表者として総代99人（欠員３人）が推薦委員となります。
前回まで集落代表５人、生産委員・女性部・青年部など組織代表15人が推薦委員になっていましたが、今回から外れました。
選挙の方法は候補者名簿に定数５人の○を記入する連記制を決め、多くても少なくても無効としました。
農協の役員選任規定では、任期満了による選任は通常総代会で総代の表決によりおこなわれます。
第13回通常総代会は、６月24日（火）に予定されています。
