鶴岡市有機農業推進協議会の設立総会が29日、藤島エコタウンセンター（四季の里・楽々）で開かれ、会長に志藤正一氏（千原）を選出しました。「有機農業推進法」が06年12月から施行されたことを受けて、県や市町村が基本方針や推進計画を策定・実施することになり、有機農業者や関係団体による推進母体の組織となります。
農水省では来年度、全国44地域を指定して「有機農業推進モデルタウン」事業をおこなう計画で、公募に名乗りを上げる地域は協議会の設置や有機農業振興計画の策定が必要になります。
国の有機農業関連予算は、前年度（５４００万円）に比べ大幅増となる４億５７００万円が当初予算案に計上されています。
モデルタウン事業は、１地域のソフト事業が年４００万円×５年間で、農水省「直接採択方式」による補助率１００％の事業です。
今年２月に農水省へ申請書を提出し、３月に認可を受ければ、４月から藤島地域を中心に、鶴岡市で有機農業を大きく推進していくことになります。
・会長 志藤正一
・副会長 相馬一広
・会計 小細澤 充
・幹事 加藤鉱一、ドリームズファーム、小笠原和司
・監事 ＪＡ庄内たがわ、ＪＡ鶴岡
（写真）鶴岡市有機農業推進協議会が29日設立され、志藤正一氏を会長に選出した
