映画「母べえ」の鑑賞運動

医療生協など　市民団体が取り組み

　この映画は山田洋次監督・吉永小百合主演の映画です。

　時代は昭和15年の東京。家族を「べえ」と呼び合うあたたかい家族が舞台です。

　ある日、突然父べえが治安維持法で検挙されます。

　戦争に反対することが罪になる時代、父べえは平和を願う信念をかえません。

　残された家族は、母べえを中心に助け合い、さまざまな人に支えられながら嵐の時代を生き抜いていきます。

　この映画の鑑賞運動に、庄内医療生協や治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟など多くの市民団体が取り組んでいます。

■戦争と平和について改めて考える

　海上自衛隊によるインド洋での給油活動を展開する新テロ特措法が、参院での否決にかかわらず、自民・公明両党の衆院本会議で11日、３分の２以上の賛成で再議決されました。

　昨年10月の国会提出以来、国会審議が深まるにつれて拡大した反対世論を押し切っての暴挙です。

　民主党が昨年12月21日に提出した新テロ特措法の｢対案｣は、臨時国会最終日の15日、衆議院で継続審議にすることを自民、公明、民主、国民新の各党の賛成多数で議決しました。

　同法案は、自衛隊の常時、迅速な海外派兵を可能にする恒久法＝本格的海外派兵法の早期整備を求めています。

　自・公・民勢力は、平和憲法を改悪して再び戦争する日本にしようとしています。

　こうした謀略を許さないためにも、映画「母べえ」が戦争と平和について思い新たにする機会となります。

映画「母べえ」

イオンシネマ三川

期間　１月26日〜２月下旬
上映時間
　上映日により変更が予想されます。
　イオンシネマ三川のホームページで確認いただくか、
　電話68ー１６６６　でご確認下さい。