６月市議会では

｢消えた年金｣意見書に自民・公明は反対

　鶴岡市議会６月定例会は26日閉会しました。

　いま国政の最大の問題になっている年金問題で、共産党市議団が「消えた年金記録」被害者の真の救済策を求める意見書を提出しましたが、新政クラブと黎明・公明の反対で不採択になりました。

　「消えた年金」問題で肝心なことは、年金受給者の権利、国民の権利を守り抜くことに最大の力をそそぐということです。

　党利党略で解決を遠ざける与党会派の姿勢には、市民から批判の声が出ています。

■納付記録一億人にすべて送れ

　日本共産党は参院選政策で「現在国が把握している年金保険料の納付記録を、ただちにすべての受給者、加入者ー一億人の国民に送る」提案をし、自民党の中川秀直幹事長も認め、28日の参院厚生労働委員会では柳沢厚生労働大臣がこの提案に合理的、建設的であることを認めました。

　鶴岡市議会の自民・公明勢力は、新日本婦人の会から請願された「従軍慰安婦」問題の真の解決を求める請願（共産党市議団紹介）にも反対し、不採択になりました。