今年度で最後の藤島 21世紀教育支援事業

申し込み７月31日まで

　教育ローンに利子補給をおこなってきた「21世紀教育支援事業」は、今年度で最後となり、藤島庁舎教育課で申請を受け付けています。

　申請の提出期限は７月31日までとなっています。

　旧藤島町単独事業である「21世紀教育支援事業」は平成13年度から予算化され、大学等に在学する学生の保護者の経済的負担を軽減するため、教育ローンの利子補助金として創設。当初は利息２％を上限としましたが、近年の低金利で利息分全額が補助されてきました。

■合併後は削減廃止

　平成17年10月の市町村合併後、18年度は利子半額補助に削減されました。

　合併の事務調整で旧町村独自施策は19年度でほぼ最後になり、20年度は鶴岡市に統一され、旧町村独自の住民サービスのほとんどがなくなります。

　日本の学費は世界一高く、父母の負担軽減に果たしてきた事業の廃止は残念です。

　鶴岡市は、バイオ研究で慶應大学には18年度から毎年３億１５００万円を５年間（県と市で毎年７億円、合計35億円）補助しますが、高額費に苦しむ市民には何もしない「逆立ち市政」となるのでしょうか。

藤島21世紀教育支援事業（教育ローンへの利子補給事業）

17年度までは利子全額補助
18年度から利子半額補助
19年度を最後に、廃止