（写真）９日、東京第一ホテル鶴岡で250人の参加者がお祝い。案内状をもらい『野党を貫いて32年』というタイトルの小竹輝弥さんの出版記念祝賀会に行ってきました。
出席しますの復葉書の空欄に私は次のように記しました。
「長年にわたり政治の世界に身をおいていると、手練手管に富んだ老かいな政治家を想像しますが、不当な権力に敢然と立ち向かってゆく強固な意志と、併せて常に自らを社会的弱者の立場に身を寄せて、それらの人々を救済したいという優しく純な心を80歳近い今も尚持ち続けておられる方だなあと常に思っております。」
大正から昭和初めにかけて県議を勤め、なおかつマスコミ人でもあった山口白雲氏が、小竹さんとは何らかの縁戚関係にあることはかねがね存じていましたが、祖母春さんの実弟であり、姉弟お二人の母方の祖父は幕末の荘内藩家老菅実秀という事実を私はこの本で知り得ました。政治家小竹輝弥氏のＤＮＡを確信しました。
小竹さんと師範の同級生で、選挙の応援演説をやった藤沢周平さんの言葉をお借りしますと、
「たとえば土地に昔からある共産党アレルギーが、ある時期からほとんど払拭されたのも、あなたの行動力と誠実な人柄のしからしむるところだろうと私は見ています。」
更に「お固い党に属しているにもかかわらず、小竹輝弥さんは理論に足をとられることなく、やわらかく現実に対処出来る政治家です。こうゆう人こそ本物の政治家だろうと私は思っています。」
私は政治信条が右だろうと左だろうと、或いは保守革新に関係なく、より多くの方々にこの回顧録を手にとって読まれることをお勧めします。 （成澤 功）
