福祉タクシー年48枚から42枚へ

今後も削減続く

　身障者福祉タクシーは、旧藤島町では年48枚だったものが、19年度42枚、20年度36枚、21年度30枚、22年度24枚（＋体幹６枚）に順次減らされます。

　対象者は身障手帳６級まで該当していたものが、19年度は４級まで、20年度は３級までになり、療育ＡＢはＢが廃止です。一方、旧藤島町で該当しなかった体幹・上肢３級（19人）までが新規に該当になります。

　身障手帳６級28人、20年度は４級77人、療育Ｂ31人が対象から外されます。

　藤島身障者協会の板垣三治郎会長（上新田）は、「長沼地域は路線バスもなく、通院でタクシーを使っている会員が多い。福祉の後退が続き、合併しても良いことはない」と語り、妻のすみ子さんも「市会議員は選挙の時だけお願いしますと来るが、私たちに良くなることは何もしてくれない」と不満の声をあげています。

福祉タクシー助成事業

	平成19年		合併前
鶴岡	身障手帳1〜3級、 療育A、精神1級	年24枚 (体幹・下肢・移動機能＋６枚)
藤島	身障手帳1〜4級、 聴覚2〜4級、 音声・言語3〜4級、 体幹・上肢1〜3級、 療育AB、 精神1級 （20年度から4級 と療育Bは廃止）	年42枚 （順次36枚、 30枚に減少し 22年度に統一）	身障手帳1〜4級 (一部6級)、療育AB	年48枚
羽黒	身障手帳1〜3級、 療育A、精神1級	年33枚	身障手帳1〜3級、 療育A	年36枚
櫛引	身障手帳1〜3級、 療育A、精神1級	年24枚	身障手帳1〜4級	年24枚
朝日	身障手帳1〜4級、 上肢1〜3級、 療育A、精神1級	年24枚	身障手帳1〜4級、 療育A	年24枚
温海	身障手帳1〜3級、 療育A、精神1級	年24枚	身障手帳第一種、 療育A	年12枚
三川	身障手帳1〜4級、療育AB	年48枚