水道は「逓増型従量料金」に統一
多く使う家庭ほど割高
鶴岡市は、旧市町村で異なる水道料金について、来年９月１日（10月検針分）から統一する予定です。
藤島地域の月山水道企業団は、平成21年４月１日に鶴岡市水道事業と統合することから、統合前であっても同時期に鶴岡市と同額設定するとしています。
６日開かれた鶴岡市水道事業経営審議会では、料金体系について使用水量に応じて従量料金を設定する「逓増型従量料金」が提案されています。
月山水道企業団は現在、「逓増型従量料金」ですが、温海地域は「均一従量料金」になっています。
逓増型は使用水量が多いほど、同じ１立方㍍でも割高の料金になるもので、家族数が多く使用水量が多い家庭は割高の水道料金になります。
「均一従量料金」は１立方㍍当たり同じ水道料金で理想的ですが、少量使用者には基本料金を低く抑えることで配慮が必要な体系です。
新体系では水量を５立方㍍・10立方㍍と区分した基本料金を廃止（月山水道企業団はない）するとしており、少量使用者に負担影響が出ると心配されています。
県の広域水道からの受水費が来年度引き下げになることから、県議会12月定例会で数値が発表された後に、鶴岡市では新料金表を提案するとしています。
鶴岡地域の料金表・早見表 PDF
羽黒・櫛引地域の料金表 PDF
朝日・温海地域の料金表 PDF
