市民有志が合併２年目を考える

11月18日にシンポジウム開催予定

　旧市内の市民有志が中心となって、合併２年目の鶴岡市政を検証しようと準備が進められています。

　その背景には、市町村合併は「自前でやっていけない旧町村を、鶴岡市が面倒を見るためだと思っていた。しかし、旧町村の住民からは負担が増えたとかサービスが悪くなったという声しか聞こえない。逆に、駅前再開発失敗の処理や旧荘内病院の解体など、合併しなければやっていけなかったのは鶴岡市の方ではなかったのか」という疑問が市民の間に広がってきたことです。

　広報つるおか10月１日号の「合併特集」は、住民の負担増やバイオ研究所補助金などには一切触れず、市民サービスには「厳しい財政事情」というだけの、市長の一方的な総括文書で、市民からは「読んでもよくわからない」と不評です。

　合併２年目の旧５町村の実態を確かめ、鶴岡市政のあり方がどう変わってきたのか、それが旧市内の市民にどういう影響を与えるのかを考えてみようという企画です。

　政党や党派、団体にこだわらない市民レベルで準備会が進められ、「民報藤島」編集部では、これまで合併を検証してきたことから、この集会に協力していきます。

　開催予定は11月18日（日）午後１時〜４時。場所は勤労者会館大ホールです。

　合併についての皆さんの声を、「民報藤島」編集部までお寄せ下さい。