藤島町認定農業者の会（井上馨会長）第６回総会が７月16日、藤島エコタウンセンターで開かれ、地域農業の担い手という自覚と誇りを持って経営改革と地域活性化のため研鑽に努めることが確認されました。認定農業者数は平成17年度に２７４経営体でしたが、18年度は３２６経営体に増え、来年度からの経営安定対策（担い手が補助金の対象になるが、担い手は認定農業者が要件。）の影響と考えられます。
質問の中で、合併はしたが不都合がない限り今の名称でいくことも確認されました。
総会の後、「安心・安全な食料生産基地を目指して！エコタウン藤島・産地見学会」と題して首都圏の米取り扱い業者との圃場見学と交流会が行われ、藤島の米をピーアールしました。
神奈川県茅ヶ崎市中丸屋米穀店の中丸氏は「氏素性の正しい米を扱ってきたし、探している。」と述べ、「藤島の特別栽培米は安全が認証されていることが武器になる。食べて確認して美味しければ買います。」と交渉しての受け入れを表明しました。
埼玉県春日部市（株）オガワ総業の長塩氏は「お客は安心で美味しい米を求めている。ここはエコで有名だと聞いて来た。」「美味しければ必ず売れる。美味しくないと続かない。」とお客の求めに応じることの大切さを述べました。また、同行してきた妻の敏子さんは「循環型社会づくりや食育に感動した。学んでいきたい。」と期待を述べました。
交流会で参加者らは名刺交換などをしながら終始歓談し親睦を深めました。（小野寺・記）
