地域庁舎は統一縮小へ

エコタウン課は合併後半年の命

民報藤島2006年4月2日第538号

　鶴岡市は24日、人事異動を内示しました。

　機構改革では各地域庁舎（旧町村役場）を総務課、市民福祉課、産業課、建設環境課、教育委員会教育課の５課と政策企画室１室に統一縮小し、「係」を廃止して、班編成で対応となりました。

　藤島庁舎のエコタウン課は半年の命でした。

　本所（市役所）では、産業部を農林水産部と商工観光部に分割し、市長公室が新設され、秘書業務と広報広聴業務を担当します。

　教育委員会は櫛引庁舎に移転します。

　藤島町の農業を土台に資源循環型社会をめざす「人と環境にやさしい」まちづくりは、産業課内の「エコタウン室」に縮小され、合併前には「藤島町のエコタウンを全市に広げる」などと言っていた阿部前町長の言葉もむなしくなります。