鶴岡市議会３月定例会始まる

共産党は三浦幸雄市議が総括質問

民報藤島2006年3月5日第534号

　鶴岡市議会３月定例会が２月28日開会され（３月24日まで）、日本共産党鶴岡市議団を代表して三浦幸雄市議（大山）が総括質問をおこないました。

　三浦市議は「構造改革で行政の市場化が強行され、その弊害は耐震偽造を生み出した98年の建築基準法改悪で明らか」と指摘し、保育園の民間委託を進め、市場原理で競争させる問題を指摘しました。

　富塚市長は答弁の中で「公立がすべて是だとはいえない。ある意味で臨時保育士は子どもにとって不幸だ。民間で保育士が保育するのがよい」などと発言し、市立保育園の保育士の待遇差を自らつくっておきながら、差別的な問題発言をしました。

　国保税の値上げでも、富塚市長は「値上げしてきた市町村と遅れている町村の違いだ」と発言し、増税に不安が高まる市民に、藤島町は値上げが遅れている町村だと平然としています。

　富塚市長は連合鶴岡の総括質問に対しては「一般的でなく具体的な指摘を」などと注文をつけていました。