来年の米生産目標数量　県２・３％減

鶴岡市２・７％減（藤島２・88％減）

　県と県農協中央会は21日、07年産米の「需要量に関する情報」を市町村ごとに示しました。

　07年産からは、コメの生産調整が農業団体などが主体となる新方式に移行となりました。

　米需要量は県全体で06年産米より２・３％の減少したなか、鶴岡市は２・７％の減少で、合併前の旧町村ごとの数値も示し、藤島地区は２・88％減少しました。

　千葉県では今年、全国で最も多い７万７千�d分の過剰作付けがあっても、逆に07年産では１万２千�d増となり、全国で最も割当量が増えました。

　過剰作付けによる削減分を販売実績が上回った形で、新方式は大消費地近郊と地方の格差を拡大します。

　産地づくり交付金は藤島地区では11％減少し、新しい稲作構造改革交付金（担い手以外の米価下落対策）が５７８７万円追加されました。