シルバー人材センター県補助金が削減

　県では来年度予算で市町村総合交付金を17・２％削減し９億３５００万円程度とすることを明らかにしました。

　献血推進事業の廃止やシルバー人材センターへの助成、水産振興支援、下水道・農集排整備などが削減されます。

■県削減なら国も

　シルバー人材センターへの助成は国・県半分づつとなっており、鶴岡市シルバー人材センター（４月に統合）では「県が25万円削減すれば国も25万円減らすこととなり、50万円の削減は大きい。事務費は手数料と助成金でまかなっており大変だ」と語っています。

　斎藤知事は10月、来年度の予算編成で１２０億円の削減目標を掲げ、補助金などの一般行政費は20％程度、投資的経費は25％程度の減額（９月補正後ベー ス）の方針を示しています。

■笹山県議の必勝

　「斎藤知事、秋田・新潟県境の高速道路整備に意欲」（５月30日・山形新聞）と伝えられたように、公共事業への姿勢は変わらず、予算削減は県民の暮らしの分野に回しています。

　来春の県議選では唯一の野党である笹山一夫県議の必勝が焦眉の課題です。