旧藤島町の冬の風物詩となった仲町通りの銀杏並木イルミネーションが、この冬は存続が危ぶまれています。■設置委託料80万円全額カット
鶴岡市では「イルミネーションは民間がやるもの」とのことで、旧藤島町が「地域づくり事業費」として予算化してきた「イルミネーション設置委託料80万円」が18年度は全額カットされています。
旧藤島町では毎年12月になると、黄色の葉が落ちた銀杏並木の幹に電飾を施し、寒い冬の夜にロマンチックな灯火を点してきました。
合併のデメリットが地域づくりにも及ぼし、廃止となれば灯りの消えた寂しい藤島となってしまいます。
商工会や観光協会では厳しい予算の中で対応は難しいとのことです。
「合併でまちの灯りを消してはならない」として、日本一ふじの里づくり委員会や関係者が対応を協議中です。
藤島庁舎が所有しているイルミネーションの無料貸出は今年もおこなわれています。
