富塚陽一鶴岡市長は１月11日、除雪対策費３億円の追加補正予算を専決処分で決定しました。市議会３月定例会で承認される予定です。藤島町には２千万円（燃料費３００万円・委託料１７００万円）が追加され、除雪対策費は総額約８千万円（委託料・燃料費７千万円）となりました。既決予算では16日で２００万円を残すのみでした。
■豪雪対策本部設置し、雪下ろし支援
鶴岡市は12月31日に鶴岡公園の観測地点の積雪量が70センチを超えたことから、各庁舎とも豪雪対策本部を設置し、①主要な道路の排雪②交差点の排雪③巡回パトロール④雪下ろし支援⑤相談窓口の設置などの対策に乗り出しました。
鶴岡市の除雪費支援は支給対象者が①65歳以上の一人暮らし高齢者・高齢者のみの世帯②世帯主が身障者手帳または世帯員に養育手帳を持つ世帯③18歳未満の児童のみがいる母子世帯で、市民税均等割以下の世帯に限られ、支給金額は１万円以内となっています。
藤島では除雪ボランティア（１回５００円、１日千円限度）の支援事業があり、町内会に支援しています。
■県と市に申し入れ
日本共産党は議員団を先頭に豪雪対策を県と鶴岡市に申し入れました。
10日の県知事交渉では20人が参加し、鶴岡市議団「デーサービスの車が小路に入れず、寝たきり老人の乗り降りが大変だ。県道の通学路確保が温海や朝日地区で不十分だ」
佐藤三川町議・今野山形市議「排雪場所の河川敷の確保で国交省の態度が頑なだ。県で調整して欲しい」等々、参加者全員が訴えました。
16日には富塚市長に豪雪対策13項目を申し入れました。
