藤島町議会最後の定例会

源泉ポンプ故障続く

ぽっぽの湯基金確保し　新市へ

民報藤島2005年9月4日第509号

　藤島町議会最後の定例会となる９月議会が、７日から13日まで開かれます。

■ポンプ故障対策は最終日に追加補正

　17年度補正予算では、長沼温泉「ぽっぽの湯」の基金５００万円に５０００万円を上乗せし、新市になって改修が迫られた場合に備えます。

　ぽっぽの湯では７月12日、一ヶ月しか使用していない２号源泉ポンプが突然停止し、原因を調査中で、対策がまとまれば９月議会最終日に追加補正される見通しです。

　富塚鶴岡市長は、旧町村すべてに公設の温泉施設はいらないとの考えで、老朽化したら廃止すると発言していました。

　長沼温泉は長沼地域の住民にとって、まちづくりの拠点であり、合併後も存続発展に力を入れる必要があります。

■中央公民館の耐震診断

　添川が南端の「庄内平野東縁断層帯」は、30年以内の地震発生確率が最大６％と高く、マグニチュード7.5程度となる予想が国から発表され、８月16日には宮城県で大きな地震が起き、県内の広い範囲で震度４を観測しました。

　補正予算では中央公民館の耐震診断をおこない、避難場所の安全対策に着手します。

　学校の耐震診断は、平成15年度で藤小の耐震改修工事が終わり、17年度は長沼小体育館の耐震診断を実施します。

　耐震診断が残されているのは東栄小体育館、渡前小体育館、藤中校舎・体育館です。