総選挙　日本共産党　現有９議席確保

高橋ちづ子　東北１議席守る

藤島町は比例４９３票

民報藤島2005年9月18日第511号

　今回の総選挙で、日本共産党は、改選前の９議席を確保しました。

　東北比例ブロックでは高橋ちづ子前衆院議員の再選を勝ち取りました。

　藤島町では03年衆院選には及ばなかったものの、04年参院比例の４０１票から92票を増やして４９３票を獲得しました。

　佐藤まさゆき票は６７６票を獲得し、大きく伸ばしました。

　これまで自民党を支持してきたという人から「農業つぶしにがまんがならない。今回初めて共産党に入れた」という声も寄せられています。

■たしかな野党

　「二大政党制づくり」の動きのなかで、日本共産党の役割をより鮮明にするため、「野党としての公約」をうちだし、「たしかな野党が必要です」と訴えました。

■閉塞感打破の漫然とした期待

　郵政民営化の是非を唯一の争点にし、「改革を止めるな」と絶叫した小泉自民党のキャンペーンは、国民がいだいている政治への閉塞（へいそく）感を打破するかのような、漠然とした期待を広範な有権者に広げました。

　その結果、自民党は多くの議席を獲得しましたが、国民いじめの小泉「改革」がさらに進行するなかで、また外交のゆきづまりが深刻化するなかで、国民との矛盾は今後鋭くならざるをえません。

　情勢は「たしかな野党」としての日本共産党の奮闘を求めています。