合併の目的は行政のスリム化

保育・給食は企業に移す

民報藤島2005年8月7日第505号

　29日の合併協議会では、富塚市長の個人見解が提案され、市町村合併は「端的に言えば、市町村の組織機構を統合・合理化し、スリム化すること」であるとして、「保育、清掃、給食サービスは民間企業に移譲することを積極的に促進する」としました。

■利益求める企業に委ねる

　現業職員は民営化によって大幅なリストラを進める考えで、公共的な住民サービスは利益を求める企業に明け渡すとされます。

　年少児の藤島くりくり保育園や年長児のこりす保育園、エコタウン事業のシンボルとして地産地消を進める藤島町の給食センターサンサンも、民間委託の心配が大きくなります。

　10月の合併選挙では、富塚市長の暴走を許さず、発言力ある日本共産党の議席獲得こそ最大のテーマです。