合併で基金の調整はしない？

民報藤島2005年3月20日第486号

　鶴岡市広報の平成15年度決算特集を見ると、市の基金（貯金）は14億円しかなく、目的が決まっている７億円を除くと、自由に使える貯金は７億円しかないと説明しています。市民1人当たりたったの７千円です。

　藤島町では16年度末で、自由に使える基金は財政調整基金が３億８４００万円と、減債基金が２億８０００万円の合計６億６４００万円あり、町民1人当たり５万５千円で鶴岡市の８倍です。

　平成17年度予算で財調から２億４０００万円、減債から２億３５００万円取り崩しますが、それでも２億円近くがあります。

　合併では借金と貯金をどれだけ持ち込むのか協議すべきですが、鶴岡市があまりにも貯金がないため調整できず、町村が持参金を多く持って合併となりそうです。